和火師 ご挨拶
今回のプロジェクトで花火(和火)の製造監修、打上を担当させていただきます和火師の佐々木厳です。400年近く里を見守り続け、村民に愛された石神の松。その歴史や松に携わってきた人たちの想いを後世に伝えたいというメンバーの熱い想いに心を打たれました。
天寿を全うした松に新たな息吹を送り込み、再び命を輝かせ、感謝を捧げる。
今回のプロジェクトは、単に中川村だけに限られた話ではなく、自然を慈しみ、寄り添い、自然との繋がりを何よりも大切にしてきた日本人の心に深く響くものであると感じております。流通が発達し、モノが溢れる自然との関りが薄れゆく現代社会において、どう生きていくか。我々日本人としての「あり方」を垣間見ることができるのではないかと思っております。
石神の松に頂いた「ご縁」
世代や地域を超え、より多くの人と繋がり「石神の松江戸花火」を見守ることができますように、プロジェクトの達成を心よりお祈り申しあげます。
和火師 佐々木厳
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